• 【骨博】

    2019年11月24日(日曜日)

    文学フリマ東京にて頒布開始

     

    図録風骨アンソロジー

    【小説/イラスト/漫画】

     

    ※閲覧はスマートフォン推奨

    introduction

     

     

    「骨の話を集めたいのです」

    およそ二年前、

    この一言から計画が始まりました。

     

     

     

    殆どの生き物が当然のように有しながら、

    生きている間には

    自身のそれを見ることはできない、骨。

    肉体を失い、土に埋もれ、

    あるいは野ざらしになり、

    はたまた誰かの手によって保管され、

    今日に伝わる骨と、骨に纏わる物。

     

    そういったものを集め、

    一堂に展示できたなら面白い

    そう考え、アンソロジーという形をとって

    特別展【骨博】開催の運びとなりました。

     

     

    本展では、人骨をはじめとした

    生き物の骨そのものから、

    様々な物品、道具など

    収集された各種資料を展示し

    骨に纏わる文化や習俗、来歴、生態、逸話等

    多種多様な骨に触れて頂ける場を設け、

    十五のセクションにてご案内いたします。

     

     

    万華鏡がきらきらと移り変わるような

    優品が所狭しと揃い踏み、

    皆様のお出ましを待ち構えております。

     
     
     
     
    特別展【骨博】の図録には、
    本展開催にあたり、出品者が所有する
    骨に纏わるお話や、補完資料などの
    様々な情報を纏めることにいたしました。
     
    掲載された作品の数々によって
    それぞれの骨がどのようなものか、
    どんな来歴を辿ってきたか、
    理解を深める一助となることを
    確信しております。
     
     
     
    遺された〈骨〉は、
    生物の生と死のあかしです。
     
     
     
    はるかな時間を経て、
    私達の手元へと至った様々な
    〈骨〉が語る物語を、
    本展にて是非ご覧ください。
     
     
     
    令和元年(2019)主催 山城よる
     
  • 【資料出品者】

    掲載作品執筆者一覧
    (五十音順/敬称略/十五名)

    【骨博】骨アンソロジー【2019】

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     リアルタイム情報はこちらをご確認下さい。

     

    通販サイト〈booth〉

     事前予約(定価より100円引き)は7月20日から11月10日まで。販売開始時等はTwitterにてお知らせします。

    ▽有智子/イラスト

    このような豪華な催しに参加させていただきましてありがとうございます。一番すきなものと骨の話を絡めて、幻想のような手触りの美しい話を生み出したいなあと思っております。

     

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    tumblr

    ▽阿部屠龍/小説

    生き物が好きです。すべての生き物は死にます。したがって生き物の死体が好きです。完璧な三段論法により参加しました。あとドラゴンと百合が好きです。今回はヴィクトリア朝時代にドラゴンを顕現させて全員倒します。百合は無しです(多分)

     

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    ▽酒匂ささ/小説

    昔から、どうしようもなく骨が好きです。大切にお墓の下へ埋葬される骨も、朽ちるまま知らず踏みつけられる骨も、私にとっては愛すべき骨。いつか私も骨になるのだなあと常々嬉しく思っております。が、その骨をこの目で見ることはできないとは――口惜しや。

     

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    ▽佐々木海月/小説

    例えば遠い未来に、遠い星から来た誰かが我々の骨を拾い上げたとして、それはただのリン酸カルシウムの塊でしかなく、しかしながらこの奇妙な曲線を前に、どうやって形成されたものなのかと首を傾げるに違いない。これはどういう現象の結末なのか、と。

     

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    HP

    ▽猿川西瓜/小説

    金関丈夫 著『お月さまいくつ』から得た憧憬をヒントに、大学生の主人公が、パンドラの箱に挑戦する話を書いていきます。さて、人はなぜ頭蓋骨の内側に傷を付けなければ己を一定に保てなかったのか?

     

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    kakuyomu

    ▽七左有/イラスト

    縁あり参加させて頂きました骨博、私が表現できる骨を探したいと思っています。

    関西を中心に展示やイベントで活動中。


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    ▽清水イズ/イラスト

    骨を、手に取りながら解説し、かたちや仕組みを考えるおはなしです。発達する骨、退化する骨、ルーツをしるす骨、可能性をしめす骨。

     

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    ▽高宮広介/小説

    今回の骨博開催にあたって、骨の資料としてスペアリブを購入しました。スパイシーな味付けですごく美味しかったです。よろしくお願いします。

     

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    ▽早房透人/小説

    仄暗くて少し不思議な話が好きです。平穏な日常の裏側に広がる、知る人ぞ知る世界を垣間見てみたい。
     

     

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    HP

    ▽madeleine/小説

    まどと気軽にお呼びください。さかなの骨の取り方は下手ですが骨の話は上手に書こうと思ってます。

    どうぞよろしゅうに。

     

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    ▽M.A.F./小説

    普段は化石から生き物を蘇らせることのできる世界のことを小説にしていますが、今回は蘇っていない骨格のお話ですので、皆様も実物をご覧になることができます。太古の世界に生きていたものの美しさや面白みをご体験頂ければと思います。

     

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    HP

    ▽メノタ/漫画

    サンゴの骨を打ち鳴らすのが好きな幼年期でした。今は鳥の骨格標本が好きです。

     

    ▽八束/小説

    少女小説やすこし陰鬱な短編を書いています。痩せたひとの背骨のおうとつが好きです。

     

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    kakuyomu

    ▽山城よる(主催)/小説

    古代にはこのような習俗や死生観、葬送儀礼もあったのではないか、と考えたことをお話にしました。舌先で触れられる骨の不思議の味を、どのように感じ取って頂けるだろうと楽しみにしております。

     

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    HP

    ▽ruff./イラスト

    天体や骨、幾何学模様など、博物学的なモチーフを使って、アンティーク、モード、仄暗い雰囲気の世界や住人のイラストやコラージュを制作しています。

     

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  • 【仕様】

    図録風アンソロジー

    タイトル

    骨博-2019-

    ページ数

    未定(230頁前後を予定)

    サイズ

    A5/小説は二段組、イラストはフルカラー

    対象

    全年齢

    その他

    本文/白色上質紙90kg、タイトル箔押し。
    ブックケースまたはフルカラーカバー

    価格

    当日一般 1800円

    大学生・専門学校生 1700円/高校生以下 1500円
    ※学生証を必ずお持ち下さい。
    お持ちでない場合、学生割引価格には致しかねます。

    事前予約 1700円
    ※booth通販のみ対応、予約販売は2019年11月10日迄

    装幀/扉フレーム/表題ロゴデザイン

    ruff

    本文版組/扉/フライヤー/その他全般

    山城よる
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    最新情報

  • 頒布情報

    主催頒布

    2019.07.20-11.10/事前予約受付

    booth

    2019.11.24/文学フリマ東京

    東京流通センター 第一展示場
    ブースNo.は発表次第追記します。

    2020.01.19/文学フリマ京都

    京都市勧業館 みやこめっせ1F 第二展示場C・D

    参加予定。